今回は、スキルプラスで広告運用スキルを身につけ、「時間をお金に変える」独自の働き方を確立した木村彰博さんにインタビューしました!
営業一筋13年から40代で広告運用の世界へ転身し、現在は100社を超える企業の裏方として事業成長を支える実践者として活躍する木村さんの体験談をお届けします。
劇的Before & After

\スキルを身につけたい方へ/

営業魂に火をつけた大学時代の決意
私が営業の道を選んだのは、実は逆算思考からでした。
大学の終わり頃、将来は独立したいと考えていました。しかし周りに独立している人は少なく、何をどう学べばいいのか分からない。そこで考えたのです。「独立に必要なスキルって何だろう?」
答えは営業でした。
人と話し、相手の課題を理解し、解決策を提案する。これができれば、どんな事業でも通用するはず。そう確信して、新卒で通信機器の営業会社に飛び込みました。

テレアポ200件の日々から管理職へ
入社後の現実は想像以上に厳しいものでした。
1日100件、多い時は200件のテレアポ。受話器を手から外せないよう紐で結ばれる時代の、ゴリゴリの営業現場です。飛び込み営業も当たり前。最初の3ヶ月は契約が取れず、苦しい時期も経験しました。
しかし、数をこなせば必ずできるようになる。そう信じて続けた結果、成績は上がり、出世も早く、24歳で管理職に就きました。
営業で学んだのは、カタログを読むだけでは売れないということ。相手の状況を理解し、何の問題があるかを把握した上で、ベネフィットを提案する。この基本が、後のコンセプト設計にも活かされています。
計画通りの独立、そして事業拡大
20代後半での独立は、学生時代からの計画通りでした。
最初は営業代行からスタート。知り合いの紹介で、営業が苦手な企業の指導や研修を手がけました。2年ほど一人で営業を続けた後、お付き合いのある企業と新法人を立ち上げ、IT機器販売事業の代表に。
この事業も5年ほど続けましたが、次のチャレンジとして飲食店に参入。初めて包丁を握るレベルから始めて、居酒屋を5店舗まで拡大しました。
営業で培ったプッシュ型とプル型の集客手法を駆使し、店舗運営も順調でした。しかし、予想外の敵が現れます。
コロナという試練と新たな出発点
2020年、コロナが全てを変えました。
5店舗まで拡大した飲食事業が、一気に暗転。営業自粛で客足が止まっても、家賃などの固定費は容赦なく続きます。「あるところから絞り出して」支払いを続けましたが、コロナ明けも客足は戻らず、最終的に事業を手放すことになりました。
5年間の飲食事業で現場に立ち続け、厨房での調理から接客、経営まで全てを一人でこなす日々。朝早くから深夜まで働き詰めの毎日で、「死ぬかと思った」この経験が、私の働き方を根本から見直すきっかけとなりました。
広告運用へのシフトと運命的な出会い
飲食店を手放した後、私は大きな方向転換を決意しました。
これまでオフライン・現場主体でやってきましたが、今度はオンラインで勝負したい。SNSが注目されていた2022年頃、私も参入を検討しました。
しかし、徹底的に調べた結果、SNSは「めんどくさい」という結論に。アルゴリズムの理解、継続的な投稿、フォロワーとのやり取り。一人でできる数にも限界があります。
そんな時、たまたま目にしたのがスキルプラスの広告でした。
スキルプラスで学んだ「時間をお金に変える」発想
「広告運用なら、SNSより効率的かもしれない」
そう考えて参加したアドプロ(広告運用コース)が、私の人生を大きく変えました。最も価値を感じたのは、コミュニティの存在です。
立ち上げ期のメンバーとして参加し、様々な受講生と交流を重ねました。関西圏で開催される勉強会には積極的に参加し、コミュニティでの学びと繋がりを大切にしました。
スキルプラスで学んだ核心は、「時間をお金に変える」発想です。SNSで半年〜1年かけてフォロワーを増やすより、広告で1週間テストして結果を見る。この速度感が、私の価値観と完全に一致しました。

広告運用のその先へ - 総合マーケティング支援者として
広告運用を学んだ私ですが、実際の仕事は「広告だけ」ではありません。
現在手がけているのは、企業のマーケティング全般です。コンセプト設計から始まり、訴求内容の決定、販売導線の構築、そして集客のための広告運用。企業の売上アップに関わる仕組み全体を裏側で設計しています。
「広告を回しても、その先の導線がなければ意味がない」
この考えから、LP制作、ライティング、LINE構築なども含めた総合支援を提供。クライアントは、私に任せれば「集客から成約まで」の仕組みが完成します。
社会にもたらす価値 - SNS疲弊からの解放
私が最も重視するのは、クライアントの時間を守ることです。
多くの事業者がSNS運用に疲弊しています。毎日の投稿、フォロワーとのやり取り、アルゴリズムの変化への対応。本来、商品・サービスの向上に使うべき時間が、集客に奪われているのです。
「SNSに時間をかけるなら、サービスを良くしろ」
これが私の哲学です。広告運用により短期間で集客を実現し、クライアントが本業に集中できる環境を提供する。これが社会に対する私の貢献だと考えています。
現在、100社を超える企業をサポートし、実店舗から物販、コンテンツ事業まで幅広いジャンルで成果を上げています。
もし100万円あったら…? - 私の投資哲学
ここで、私の考える理想的な投資配分をお話しします。
もし100万円の資金があったら、どう使うでしょうか?私なら70万円を知識投資に、30万円を広告費に投じます。多くの人は「リスクが高い」と言いますが、私は貯金しておく方がリスクだと考えています。
100万円を守っても、それは2年後も100万円のまま。しかし2年という時間は二度と戻りません。知識投資で得たスキルと、広告でのテスト結果。この組み合わせが、次のステージへの確実な投資になるのです。
チームワークが生む相乗効果
現在は、スキルプラスの仲間たちとチームを組んで案件に取り組んでいます。
私が得意な広告運用・マーケティング設計と、他の受講生が持つコンテンツ制作、システム構築などのスキルを組み合わせることで、一人では手がけられなかった大型案件も実現できています。
「一人でできることには限界がある。だからこそチームで組む」
この考え方により、現在同時進行している30社の案件が実現できています。個人の時間には限りがありますが、チーム連携により効率化を図ることで、より多くの企業に価値を提供できるようになりました。

未来への展望 - 新しい事業を生み出す伴走者として
今後のビジョンは、さまざまな業種の専門家と組んで新事業を創出することです。
私はマーケティングと販売設計の専門家として、相手は各分野のスペシャリストとして。お互いの強みを活かして新しい価値を生み出す。そんな事業を数多く手がけたいと考えています。
「稼げるうちに稼ぐ」という考えも重要です。トレンドは変わり、時代も移ろいます。今良いものを持っている事業者には、SNSで時間を消費せず、広告で短期間に結果を出してほしいのです。
長年の経験を積み重ねてきた今だからこそ、効率的な働き方を実現できています。営業で培った提案力、事業運営で身につけた全体設計力、そしてスキルプラスで学んだ広告運用のスキル。これらを組み合わせることで、短時間でも企業に大きな価値を提供できるようになりました。
これからチャレンジするあなたへ
完璧を求めて動けないより、やりたいことが決まったらまずは試してみてください。1週間で分かることを、1年かけて調べる必要はありません。
失敗を恐れず、改善し続ければ必ず道は開けます。私も最初の3ヶ月は契約が取れませんでした。飲食店はコロナで失いました。それでも続けることで、新しい道が見えてきました。
時間は平等です。その時間をどう使うかで、人生は大きく変わります。
木村さんのように
\「人生を変えたい」方へ/
