軽度知的障害の息子の未来を変えたい一心で始めたAI事業が、働きたくても働けない方々の新しい可能性を切り開く——。
今回はスキルプラスを受講してAI活用の知識を深め、現在LINEと決済を連結した革新的なFBSシステムを開発し、AI初心者向け講座も展開する秋野恵美子さんにインタビューしました!
「プレゼントはいらない、ママが元気になってほしい」という息子の言葉をきっかけに一般事務員からAI事業家へと転身し、息子のために始めた挑戦が同じ悩みを持つ全国のママたちや働きづらさを抱える方々の希望となるノウハウを提供する実践者として活躍する秋野さんの体験談をお届けします。
劇的Before&After

\スキルを身につけたい方/

妊活10年で気づいた『会社員の限界』と新たな可能性
私の人生の転機は、10年間の妊活体験から始まりました。
今の息子を授かるまでに10年という長い時間がかかったんです。ホルモン注射やタイミング法など、体調を崩したり目眩がしたり、とにかく体調管理が大変でした。
正社員として働いていましたが、急に休まなければならない日や、残業ができない日が続きました。そんな時、自営業を営む父の姿を思い出したんです。
「家族により添った仕事ができないかな」
この思いが、私を個人事業主への道へと導きました。
動画編集の挫折から見えた「真の問題」
在宅でできる仕事を必死にインターネットで調べて、最初にたどり着いたのが動画編集でした。
しかし、細かい作業が苦手な私には合いませんでした。それ以上に許せなかったのは、スクールでの対応でした。
「Aのところがわからない」と質問しても、講師はCやDの話をする。 「それ聞いてないです」「私が疑問に思ってるのはそこじゃないです」
こんなやり取りが続いて、「この世界は私には無理」と諦めてしまいました。
この体験が後に、私が「AI始めの一歩」講座で大切にしている「受講生に本当に寄り添うサポート」の原点になっています。
息子の障害が教えてくれた新たな視点
息子が生まれ、軽度知的障害があることがわかりました。
息子はIQ70-84の境界知能。一般教育にはついていけないけれど、障害者雇用の対象にもならない微妙な立場です。
「将来この子が大人になった時、安い給料で工場でただ働かされるだけなのか」
この不安が、私の原動力になりました。
息子は動物が好きで、マインクラフトが大好き。この特性を活かした働き方ができないだろうか。そんな思いが、後のFBSシステム開発への情熱に繋がっていきます。
運命の出会い:Xで見つけた「面白い人」
職業訓練でデザインやプログラミングを学んでいた頃、プログラミングのコードを見て「英語だ!アレルギー!」と完全拒否反応を示していた私。
そんな時、Xでこういちさんという方を発見しました。
「あ、何この人面白い!」
すごく斬新で尖っていて、投稿を見るのが楽しくて仕方ありませんでした。こういちさんが三上さんと絡んでいる投稿を見て、「面白いな、この人の会社」と思ったのがアドネスとの出会いでした。

AIとの劇的な出会い:「できないと思っていたことができるかも」
当時、AIは映画の中でしか知らない世界でした。
でも「これから絶対AIが伸びる」という直感があり、アドネスのAIカレッジ(現在のスキルプラス)に飛び込みました。
GPTという単語すら知らなかった私が、アカウント作成から始めて、GPTに触れた瞬間:
「この世界すごい面白い!」
コードが読めず拒否反応を示していた私が、GPTに質問すると何でも教えてくれることに感動しました。一気にはまっていき、「できないと思っていたことができるかも」と思えるようになったのです。
スキルプラスでの学びが形にした3つの挑戦
スキルプラスで学んだことが、私の3つの事業すべてのベースになっています。
1. AI始めの一歩講座
GPTに触れた時、「AIは特別な人しか触れないもの」という感覚がありました。でも実際に触ってみると、こんな素晴らしい世界があることを知りました。
「AIに触れる第一歩をお手伝いできないかな」 「もっと気軽に初心者の人が触れやすいことができないかな」
この思いから生まれたのが「AI始めの一歩」講座です。
2. FBSシステム開発
スキルプラスの受講生を見ていて気づいたことがありました。講師の方々は親身にサポートしてくださるのですが、売れる人は本当に一部だけ。
やりたいと思っているのに一歩踏み出せない9割の方々がいる。
「この人たちのために何かできないか」
そう思って開発したのが、LINEで完結し、決済サービスが最初から連携され、商品登録がすぐできるFBSシステムです。
3. 転アル計画(物語型AI講座)
ストーリー立てで異世界の中に入っていってAIを学ぶ、今までにない新しい形のAI講座も開発中です。

息子の言葉が決めた人生の方向性
アドネスで働いていた頃、仕事はめちゃくちゃ楽しかったんです。やりがいがあって、学ぶことも多くて、みんないい人ばかり。
でも帰りは遅く、息子が起きている時に家を出て、息子が寝た時に帰る毎日でした。
そんなある日、息子の誕生日にプレゼントを聞いたら:
「プレゼントはいらない、ママが元気になってほしい」
この言葉が胸にぐっときました。「私、何やってるんだろう」と。
今大事にしなければいけないものは何なのか。家族を取りました。
この決断があったからこそ、FBSシステムを開発できたし、AI始めの一歩講座もできたし、転アル計画も生まれたんです。

社会に広がる希望:働きたくても働けない人たちのために
現在、FBSシステムは14名の方に購入いただき、2名の方が実際に活用してくださっています。
このシステムが広がることで解決したい社会課題があります。
・子育てをしている方
・障害を持っている方
・地方に住んでいる方
こうした働きたくても働けない方々が、自分らしい働き方に繋がってほしいと思っています。
特に、私の身近にいる方々の状況を見ていると:
絶対に商品にしたら売れるような絵を描く障害者の方がいるのに、販売方法を知らない。 プロ並みの編み物ができるお母さんがいるのに、発信方法がない。
「もったいない!」
素晴らしい技術や才能を持っているのに、それを世に出す方法がないだけ。近くのパートで働かなくても、もっと世の中に価値提供できるはずです。
誰にでも使える初心者目線のシステム
FBSシステムの特徴は:
・LINEで完結する
・決済サービスが最初から連携
・商品登録がすぐできる
・ECサイトが自動でついてくる
「私が初心者だったし、コードが読めない人だったので、初心者の私でも使えるものを作りたかった」
LINEが使えれば誰でも使える。これぐらいのレベルです。
私が使えるんだったら誰でも使えるでしょう、というレベル感で考えました。
今年の3つの挑戦
2025年の目標は明確です:
- 導入いただいた2名の方の売上を伸ばすお手伝い
実際に使ってくださっている方々の成功が、システムの価値を証明します。 - 転アル計画の完成
異世界の中でAIを学ぶ、今までにないAI講座を完成させます。 - 企業AI研修の充実
企業向けAI研修をもっと価値提供できるものにしていきます。

これからチャレンジする方へのメッセージ
できないって思う気持ち、すごくわかります。
でも最初の一歩って、「できるかどうか」より「やってみたいかどうか」だと感じています。
今の自分で大丈夫です。
今のちっちゃな一歩を、ぜひ踏み出してみてください。
秋野さんのように
\人生を変えたい方へ/
