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手取り17万円の派遣社員から恋愛コンサルで年商1000万。カメラマンから見つけた新しい働き方

手取り17万円の派遣社員から恋愛コンサルで年商1000万。カメラマンから見つけた新しい働き方

恋愛に前向きな男性を増やすことで、日本の未来を変える——。 

今回はスキルプラスを受講してビジネスの知識を深め、現在600名もの男性の恋愛人生を変革するマッチングアプリカメラマン兼恋愛コンサルタントとして活動する小川枝里子さんにインタビューしました! 

適応障害で会社を辞めることになった声優が、マッチングアプリで出会った男性たちの悩みに気づいたことから始まった挑戦。「女性は怖くない、恋愛はもっとみんなに可能性がある」ことを伝え、少子化対策の一翼を担う実践者として活躍する小川さんの体験談をお届けします。

劇的Before&After

\スキルを身につけたい方/

声優として活動しながら会社員の道へ

私は大学卒業後、声優になりたいという夢を追って専門学校に2年間通いました。実際に声優にもなれて、今も現役で活動を続けています。

でも、会社員経験がなかった私は「人並みにやってることをやった方がいい」と考えて、会社員としても働き始めました。表現の幅を広げるためにも、いろんな経験をした方がいいと思ったんです。

リモートワークで適応障害 契約更新できず

会社員生活は2年半続きました。でも、コロナ禍が到来してリモートワークになると、私には全く合いませんでした。

外に出たいし、オフィスでみんなと仕事がしたい。リフレッシュする時間がなくなって、結構過酷で適応障害になってしまいました。

休職して復活はしたものの、部署異動で上司も変わりました。前の上司は「声優いいじゃん」って感じだったけど、新しい上司は「あ、声優やってるんだ」みたいな反応。

そんなタイミングで契約更新の時期がきて、「小川さん、査定させていただきまして、もう契約更新できません」と告げられました。

Zoomを切った瞬間、「どうしよう、この後」って思いました。「声優はあるけど完全歩合制だし、4ヶ月とか仕事が0の時もある。貯金もあるけど、尽きる。どうしよう私の人生」って。

100人との出会いが導いた転機

実は契約更新の話があるちょっと前から、リモートワーク中に1年ぐらいマッチングアプリで100人ぐらい会っていました。

男性の写真を見ていて気づいたんです。「男性の写真、微妙だな」って。

女性って写真を撮る文化があるし、写真のストックもある。でも男性はどうやらないらしい。大学時代のモザモザの画質の写真とか、結婚式の集合写真を拡大してザラザラになった写真とか。

でも会ってみると、写真より実物の方が何倍もいい人がほとんどでした。

ある日、その理由を聞いてみたんです。「この写真ちょっと微妙じゃないですか。実物がこんなにかっこよくて痩せてるのに、なんでこんな写真なんですか?」

答えは「男性は写真ないんですよ」でした。カルチャーショックでした。

結婚するはずだった人たちが消えた

ある男性から聞いた話が私を変えました。

「3年間付き合った彼女と結婚する予定で、両親との顔合わせも済ませて、あとは入籍だけという時にコロナが来てしまった。彼女は1歩も家から出たくない、僕は10分でも15分でも会いたい。価値観が割れて別れてしまいました」

その話を聞いた時、頭に浮かんだんです。

コロナのせいで結婚するはずだったカップルが消えてしまった。夫婦になるはずだった何千人、何万人の人たちが消えた。その先に生まれるはずだった子供たちも消えた。日本が危ない。

私ができることは何だろう?

目の前の人の写真を撮ることでした。

日本のための使命感でカメラマンデビュー

「そしたら私、今写真撮りますよ」

その場でスマホを借りて写真を撮って、「これに設定してください」ってお手伝いしました。プロフィールも読みにくいところを直したり、ちょっとお節介を発揮して。

後日連絡をもらいました。「すごくマッチが増えました、ありがとうございます」

その時に謎の使命感が湧いたんです。日本のために何かしなくちゃいけない。

ビジネスをやるぞとか副業をやりたいっていうんじゃなくて、日本のために何かしなくちゃいけないっていう思いだけで動き始めました。

無料モニターから始まった事業への道

でも、ビジネスの「ビ」の字も知らなかった私は、いきなり人からお金をいただくことに抵抗がありました。

まず再現性を確かめないと人に提供できない。でも経験は積まないといけない。

だから無料モニターという形で、友達や友達の友達から撮り始めました。

友達の「俺の友達も撮ってよ」から始まって、だんだん繋がっていきました。会社のマーケティング部にいる友達から「Xで発信した方がいい」ってアドバイスをもらって、「ほたてマジック」っていうハッシュタグでお客さんの感想を発信するようになりました。

それを見た人が口コミを見て来て、撮影して、口コミを書いてもらって、それを見た人がまたお客さんとして来る。いい具合に回ってくれました。

20人やって、21人目の方から「ほたてちゃん、お金が必要だったら払いますよ」ってお客様の方から言っていただきました。

初めて3000円をいただいたのが、人からお金をもらうという収益化の第1歩でした。

1年で207人 足で稼いだ下積み時代

カメラマンを始めて最初の1年で207人を撮影しました。365日のほとんどを撮影に費やしました。

夏の36度の炎天下の日も、冬の氷点下の時もダウンを着ながら、街を歩きながら写真を撮る。とにかく1年目は場数を踏まないと思って、下積みだと思って足で稼いでいました。

運良く、契約更新できないって告知があったタイミングで3000円払いますって人が現れてくれて、収益化して初めの1ヶ月で17万ぐらい。契約社員の給料も17万円ぐらいだったから、ちょうど同じぐらいの額が出せました。

初月から奇跡的に。もしかして、これはいけるのかって思って、20代最後の挑戦として1年はカメラマンをやってみようと決めました。

スキルプラスとの出会い ビジネスを学ぶ

206人目あたり、ちょうど1年経つ頃に体調を崩してしまいました。楽しいし気力的にはまだいけそうだけど、体的にちょっと無理かもしれない。何かやり方を変えないといけないなって思い始めていました。

その頃、偶然撮影中に三上さんに遭遇したんです。「君は今何をやっているんだ?」って聞かれて、「マッチングアプリのカメラマンを自力でやってます」って答えました。

「それはすごくいいね。でもちゃんとビジネスとかマーケティングとかを勉強してやった方がより良いんじゃないかな」

その時初めて「あ、これってビジネスなんだ」って知りました。お金をいただけてるとは思ったけど、ビジネスなんだっていう自覚が初めて芽生えました。

三上さんから「センサーズ」のことを教えてもらって、1年経ったあたりに募集があって、個別面談に参加してやりたいと思いました。

ビジネスの本質を学んで答え合わせができた

スキルプラスは分かりやすかったです。YouTubeの単発動画と違って、順序立てて動画を進めながら勉強していくのがすごく分かりやすい。

最初はノートを取りながら一生懸命見ていたんですが、電話で「ノートを取るのをやめて、1回2周見るとか、朝メイクする時に聞き流して一旦入れる」ってアドバイスをもらいました。

そうすると、今まで我流でビジネスをやっていたけれど、奇跡的にちゃんと順序がはまっていたことがわかりました。なんでうまくいっていたのかっていう答え合わせができたのが結構大きかったです。

アドネス総会での出会いが転機に

スキルプラスで学んだけれど、恋愛分野に具体的にどう落とし込めばいいかがちょっとふわっとしていました。

アドネス総会で、知り合いのマッチングアプリカメラマンが月100万以上稼いで前の方に座っているのを見ました。近しい分野をやっていた人がすごく前にいる。なんでだろうって思いました。

帰り道に聞いてみると、「僕はマッチングアプリとか恋愛系はもうやめて、今ビジネス系でコンサルをやってるんだよね」って。

この人だったらセンサーズの知識もあるし、恋愛領域やマッチングアプリカメラマンとしての知見もある。この人だったらアドバイスをもらえるかもしれない。

その方にお願いして個別コンサルを受け始めました。

カメラマンから恋愛コンサルタントへの転換

初回のコンサルで「体力的にも苦しくて悩んでます」って相談しました。

「撮影の単価をあげたいのか、月収をあげたいのか、どっちですか?」って聞かれて、LTVの方程式を図に書いて説明してもらいました。

撮影単発で単価を上げるのは限界がある。しかも私がやっていることを聞かれて「平均5時間でマックス10時間ぐらい、最近はプロフィール文も書いたりメッセージも教えたりしてます」って答えました。

「それもうカメラの域超えてますよね。それはもう立派な恋愛コンサルなので、恋愛コンサルとしてやった方がいいんじゃないか」

そのアドバイスで、思い切ってガラッと変えました。

半年30万の講座を作って、トータルで撮影も外見プロデュースもやります、プラス個別面談を始めました。

最初の10人は玉砕 でも再会が転機に

最初の10人ぐらいは結構玉砕でした。撮影頼みに来てるのになんでトータルプロデュースをオファーされるんだって感じで。売れないと自信をなくします。

でも途中に過去撮影した人から連絡がありました。「彼女と別れそうなので、再撮影をお願いしたい」って。

久々に会ってお茶をした時に、「今ちょっと形式を変えようと思って、撮影だけじゃなくてトータルプロデュースっていう形で恋愛コンサルをやっていこうかなと」って話しました。

「写真撮り放題だったら僕やりたいです」って言ってくれて、それが結果的に1人目の恋愛コンサルのお客様になりました。

求めてくれてる人がいる。売れた。すぐLINEでメンターに「売れました」って報告しました。

30歳童貞から結婚まで 人生を変える伴走者

のべ600名を超える男性をサポートしてきて、「ほたてちゃんに出会えてよかった」「僕の人生は変わりました、前向きになりました、自信が持てました」って言ってもらえることが一番嬉しいです。

コンサル購入1人目の人は30歳童貞という状態で私の元に撮影に来ましたが、先日結婚しました。本当に嬉しかったです。親心のような気持ちになりました。

彼女も含めて3人で会ったこともあります。「僕の彼女と是非会ってください」って言われて、師匠として紹介されました。

「そろそろ結婚も考えてるんですけど、どうですかね?」って相談されて、「もうプロポーズしていいと思う」って言って、一緒にプロポーズのプランも考えました。

星野リゾートとミラコスタどっちがいいかとか、婚約指輪のことも一緒に考えました。その時はゼクシィも買って勉強しました。

気づいたらカメラマンから人生に伴走する人になっていました。

恋愛から始まる社会の活性化

始めた当初は少子化対策と思ってやっていました。日本男子の写真を1人1人撮って回れば、日本がハッピーになって少子化も解決って本気で思っていました。

でも現場をやればやるほど、写真でできることには限界があるなって感じました。ただ、恋愛に対するコンプレックスって結構重たいんです、男性は。

女性はそんなに頑張らなくても恋愛まで辿り着ける人が多いけれど、男性はめちゃめちゃ頑張って、外見も変えて服装も綺麗にして、やっとスタートラインに立たないと見てもらえない。

恋愛に前向きな人を増やしていくことによって結婚率も上がって、少子化対策にも繋がるんじゃないかって思います。

恋愛ができるようになると、めちゃめちゃ前向きになるんです。いくら仕事ができても、恋愛下手だなって思うと、セルフイメージとしてすごくネガティブになりやすい。

そこをフォローしてあげて、人生に対して前向きになる人、「僕やれるんだ」っていう自信を取り戻す人を微力ながら増やしていけば、社会ってもっと前向きになるんじゃないかな。前向きな人を増やしたいんです。

意外なところに事業の種はある

怖いけど、行動した方がいい人生になると思います。

私もめちゃめちゃ腰が重いタイプでした。でも友達に背中を押してもらったり、困ってる人をほっとけない性格だったりで、衝動的に動き始めました。

意外なところに事業の種があります。その種を見つけるには、まず行動しないとダメです。

どう行動していいかわからない人は、身近な友達のお手伝いから始めてみてください。私も友達が「写真ない」って言ってるから撮ってあげたのがスタートでした。

何からやればいいかわからない人も、まずは目の前の困ってる友達や家族に自分のできることをやってみる。これが気づいたら1個の事業になることって全然あります。

目の前の人を喜ばせることから始めよう

三上さんがよく言ってる「目の前の人を喜ばせればいいんだよ」という言葉。まさに本当にそうです。

私も1年で207人撮った時も、ただただ目の前の人を喜ばすという軸だけはぶらさずにやってきました。

まずは行動しよう。目の前の人を喜ばせることから始めよう。

そこから、人生を変える事業が生まれるかもしれません。

小川さんのように
\人生を変えたい方へ/