「毎晩家族でご飯が食べられるようになったんだよ」
これは山口さんのサービスを利用してくださったお店のオーナーさんから聞いた言葉です。Googleマップ検索で上位表示されるようになり、集客に悩む時間が減ったことで、家族との大切な時間を取り戻せたのです。
山口さんは20年以上看護師として働いた後、MEO対策(Map Engine Optimization)のコンサルタントとして独立しました。地域の飲食店やサービス業の方々が、本来やるべきことに集中できるよう、Googleマップでの集客をサポートしています。
劇的Before&After

\スキルを身につけたい方へ/

何も考えずに過ごした20年
私が看護師になったのは、まったくの偶然でした。高校選びの際、遊びすぎて内申点が足りず、先生に「そこしかない」と言われた看護科に進学。「どこでもいいっすわ」という投げやりな気持ちで選んだ道でした。
そして、気づけば20年以上。毎日ルーティンワークをこなしながら、「何も考えていない」日々を過ごしていました。条件反射のように仕事をこなす生活で、深く思考する機会もなく、ただ目の前のことに反応するだけの毎日。
「これって本当に仕事と言えるのかな」
そんな疑問が頭をよぎり始めたのは、子どもが生まれてからでした。夜勤の前に「行っちゃダメ」と泣く子どもの姿を見て、何か家でできる仕事はないかと考え始めたのです
暇な時間から生まれた自宅サロンの挑戦
実は私、看護師として働き始めたときから副業には興味がありました。18歳で就職し、23歳くらいまでアフィリエイトなどを試していたこともあります。
看護師の夜勤があると、月の半分以上は昼間家にいる時間があり、「暇だな」という気持ちから様々なことを試していました。
子どもが生まれて再び副業を探し始めたとき、インスタグラムで「マツエクを自分でつけよう」という講座を見つけました。興味を持って受講したところ、これが楽しくて、講師資格を取得し自宅サロンを開業することに。
その後、まつげの持ちを良くするためのクレンジング研究から、フェイシャルケアアドバイザーの資格も取得。サロンの範囲を広げていきました。集客はインスタグラム一本で、1ヶ月半先まで予約が埋まるほどでした。

コロナ禍での転機
順調だった自宅サロンですが、新型コロナウイルスの流行により状況は一変します。病院ではコロナ病棟が設置され、スタッフが次々と感染して倒れる中、私も感染しながら必死に勤務を続けました。
「もう自宅サロンどころではない」
人に会うことも触れることもできない状況で、サロン事業は一旦閉じることに。化粧品の通販だけは続けていましたが、物が動くだけで手元に残るお金は少なく、面白くありませんでした。
そんな時、インスタグラムで見つけたのが、スキルプラス(当時センサーズ)の広告。昭和感あふれるシンプルな広告に興味を持ち、ロードマップ作成会に参加しました。
スキルプラスとの出会いで変わった思考
スキルプラスに入って衝撃だったのは、講師や生徒同士の「与える文化」でした。無料モニターを募集した際、来てくれた人が「お返しに何かしたい」と言ってくれる。その空気感に驚き、感動しました。
最初は眼精疲労対策「目神の処方箋」というサービスを作りましたが、日々の交換日記的なケアが自分には合わないと感じていました。
「だめだ、私これ合ってない」
そう思ってゼロから考え直していた時、アドネス掲示板で「ローカルガイド集客」の募集を見つけました。Googleマップで口コミを書いたり写真を投稿したりするローカルガイドの活動にハマり、レベルを上げる競争を始めたのです。

数字が上がる面白さに気づく
ローカルガイド活動を通じて分かったのは、レベルが高いアカウントの口コミは上位に表示されやすいということ。「これってサービスにできるのでは?」と思い、勢いよく30店舗ほど無料でGoogleビジネスプロフィールの最適化を行いました。
「おもろいやん、これ」
市場リサーチは後回し。まずやってみて、それから「世の中にこういうサービスあるのかな」と調べる、私らしいアプローチでした。調べてみると大手企業が提供するサービスばかりで、個人で参入するのは難しそうに感じました。
しかし、スキルプラスの講師のアドバイスでツールを使ったところ、実際に結果が出て、これを事業化できると確信したのです。
本当にやりたいことを見つけた喜び
看護師の仕事をやめてMEO事業に専念しようと決めたのは、単に収益面だけでなく「やりたくなっちゃった」という気持ちが大きかったです。
「これ一本で行きたい」 「もっとやりたい、時間が欲しい」
MEO対策で数字が上がっていくのを見るのは本当に面白い。でも、それ以上に嬉しいのは、お店のオーナーさんがコンセプトや思いを語ってくれるとき。「それ叶えてあげたい」と思う気持ちが、私を動かしています。
社会的価値を生み出す喜び
熱い思いを持った事業者さんが多いのに、ニッチな分野だとお客さんが来ないことがあります。本当にやるべきことや提供したい価値を置いて、「集客、集客」と悩む姿を見ると、すごく不幸だと感じます。
私のサービスで集客の部分を代わりに担うことで、事業者さんは時間ができ、本来やるべきことに集中できるようになります。
それによって新しいサービスが生まれたり、家族との時間が増えたりする。その連鎖が地域全体を良くしていく。小さな一歩が、多くの人の笑顔につながる世界を作りたいと思っています。

これからチャレンジする方へ
「やりたい」「やりたくない」と考えるより、目の前にあることを連続してやるだけです。優先順位をつけて、必要なことを順番に組み立てて、ただやる。振り返ると「あ、大体できてきたな」となります。
コンフォートゾーンを抜けるとか、難しく考える必要はありません。「これやろう、どうしようかな」と迷っている時間があれば、一つ終わらせることができます。
ただやるだけです。それが一番の近道です。
山口さんのように
\「人生を変えたい」方へ/
