会社員経験ゼロから赤字続きの家業を継ぎ、清掃事業を立ち上げ、そして現在はメンタル・マインド向上のスクールを運営しています。私の使命は「助けて」と「教えて」が言えない女性たちが、自分らしく生きられる社会を創ること。これは私自身が経験した深い闇から見出した、人生の目的です。
劇的Before&After

\スキルを身につけたい方へ/

深い闇からの再出発
19歳で結婚し、すぐに出産。若すぎる夫婦生活は貧困、DV、モラハラなど、想像を絶する苦しみの連続でした。
「今日食べるものがなさすぎて、三角コーナーの生ごみを食べる日々もありました。チラシやティッシュを口にすることさえありました。今、食べるものがないという状況がこんなにも惨めな気持ちにさせるのかと痛感しました」
ワンオペ育児をしながら必死に働いても、お金は消えていく。そして離婚。最終的に親権まで失いました。

そんな私を救ったのは、皮肉にも父からの「店を畳む」という宣告でした。
「離婚で意気消沈していた私に、父が『赤字が続きすぎて喫茶店を畳まないといけない』と告げてきたんです。実家もなくなる、店もなくなる…何もかもなくなると思ったその瞬間、『私が引き継ぐから』と言っていました」
21歳、それが私の起業家人生のスタートでした。
手探りの経営から成功への道
経営のノウハウも知識もなく、完全に手探りの状態からのスタート。
「とにかく色々なことに挑戦してみて、ダメだったら次、の繰り返しでした」
幸運なことに、外部環境の変化もあり、2年足らずで赤字だった喫茶店は黒字化に成功。5年ほど経つと、私がいなくてもスタッフだけで回るようになりました。
その時、自分自身の人生を見つめ直す期間が訪れました。

使命との出会い
ある日、テレビで清掃会社の社長が出演する番組を見ていて、ハッとしました。
「もし私が結婚していた時にこのマインドを知っていたら、こんなに辛い思いをしなくて済んだかもしれない。振り返ると、私は『助けて』『教えて』が言えなかったんです。苦しんでいる女性は私だけじゃない。『助けて』『教えて』が言える環境を作りたい」
そう思った私は、まず雇用を生み出せる事業として、学歴が高くなくても体が不自由な方でもできる「清掃業」を選びました。

東京での再挑戦
岡山で清掃事業を始めた後、さらなる挑戦を求めて東京へ。
「持っていたバッグと財布を置いて、新幹線の切符と携帯だけを持って東京に出てきました。どん底から始めた方がストーリーとして面白いかなと思って、ホームレスから始めようとさえ考えていました」
家事代行からスタートし、やがてビルメンテナンス、新居の引き渡し清掃、ハウスクリーニングなど業務は拡大。最終的には15名ほどのスタッフを抱え、オリンピックのドーム清掃まで手がけるようになりました。

事業は順調で、「このまま行けば1億、2億は見えてくる」状況まで来たとき、立ち止まりました。
「待て待て、と。私はビル清掃も楽しいけれど、女性が『助けて』『教えて』が言える環境を作りたくて始めたんだった。このまま行くと女性どころか、メンタルバキバキのおじさんとばかり関わることになると気づきました」
原点回帰とマインド事業への転換
清掃事業を収縮させ、家事代行のみに戻った私は、新たな発見をします。
「スタッフたちの面倒を見るうちに気づいたんです。環境や状況を作るだけでは難しい。どこまで行っても状況じゃなくて状態を作らなければ、『助けて』『教えて』はなかなか言いづらいと」
この気づきが、メンタル・マインド事業へと私を導きました。
スキルプラスとの出会い
メンタル・マインド事業を始めて数年経った頃、成長が頭打ちになる時期がありました。
「心のことをしていると、経営や数字、事業構築の面がどうしても真逆になってきて。3次元と4次元を行ったり来たりするような感覚です。焦りを覚えると、だんだんワクワクしなくなり、未来への構築もしにくくなる。そんな負のスパイラルに陥っていました」
そんな時、YouTubeでスキルプラスのセンサーズのCMを見て、「私が今必要なこと全部詰まってる」と感じました。
「『欲求』と『需要』の違いを講師が話された時、今まで長年事業やってきた点と点が繋がる瞬間がありました。その一言を聞いた瞬間に申し込みました」
スキルプラスで得たもの
センサーズ(現在のスキルプラス)を受講して得た大きな収穫が2つありました。
「まず、同じように自分の事業を構築しようとしている大勢の仲間と一緒に講座を受けているという集団意識。一人じゃないんだなと感じられたこと。次に、講師の内田さんのサポートが手厚くて、一人一人に愛を向けてくださる姿に感銘を受けました」
講座を通じて、忘れかけていた自分の営業力を呼び起こすことができました。
「清掃事業で拡大していく時、話せば話すほど売上に繋がっていた感覚を置いてきてしまっていたんです。心のことに集中しすぎて、『営業ってどうするんだったっけ?』という状態でした」
センサーズの内容を受けて視点が変わり、自分の事業プランが明確になったとき、言葉も出てくるようになりました。メンタルとマインドを自分でハンドリングできるようになり、ワクワクが枯渇した状態から活力を引き出せるようになりました。
「センサーズで学んだ本質のSNSマーケティングなども活用して起業家の仲間たちに提案したところ、『私もしたい』という声が集まり、あっという間に300万円の売上を立てることができました」
心の窓口プロジェクト
現在は、ワクワクしていたはずの起業が義務感に変わり、自分を追い込んでしまっている起業家向けに、科学的な根拠に基づいて活力を引き出すスクールを運営しています。
「年内には100名の方をサポートしていきたいと思っています。世間では『保険の窓口』がありますが、その心バージョンの『心の窓口』のような形で、気軽に心の相談ができる場所を作りたいです」

人生の転機を捉える勇気
私の人生を振り返ると、どん底だと思えた出来事が実は次のステージへの扉を開いてくれました。
「今がどんな状態、どんな状況であっても、必ず前に進む一歩のきっかけは今来ています。しっかりとキャッチして、望みに向けて生かしていただけたらと思います」
探求や学びを続け、新しい知識を人の未来を作るために活用する。そのサイクルを回し続けることで、ワクワクに満ちた人生を送っていきたいと思っています。
村田さんのように
\「人生を変えたい」方へ/
